オーダー家具の相場について考察してみました
こんにちは!フォーミースタジオスタッフのアイです。
いざ、家具を購入するとなると「いくらぐらい予算があれば良い家具が買えるのだろう」と思うことはないでしょうか?
私もこうして家具に関わるまでは「オーダー家具って高そう」「壁面収納、あったら便利だけどめちゃくちゃ高そう」と、警戒していました。笑
そこで、フォーミースタジオの価格ベースでそれぞれの家具がどれくらいの価格感なのかをまとめ、相場感について考察してみました。
ご参考になれば嬉しいです。
家具の価格を決める要因は?
価格相場を家具の価格を大きく左右する要素についてまとめてみました。
様々な事例・製品をみていると、結局のところ以下が価格を左右しているものが多いです。
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サイズ(収納家具の場合)、形
文字通り、大きさですね。
特に収納家具はサイズが収納力に影響する為、大きいほど値段も高くなる傾向にあります。
また形状についても、みんなが「かっこいい」と思うものは何故か高いです。不思議ですよね。笑
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質感、素材
次に見た目の質感を決める素材です。
木材感を出すプリントであるのか、本物の木材を使用しているのか、やはり値段は変わってきますし、実物を部屋に配置するとその質感が存在感を出したりします。
また、この素材問題、家具全てに高級素材を使用するのか、目に見える部分だけその素材を使用するのかによっても値段を大きく左右します。
それ以外にも家具の耐久性や機能性にも影響が出たりと、何かと重要な要素だと私は思っています。
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既製品か、オーダーメイドか
この辺りは他の記事でも書いた通り、やはり既製品とオーダーメイドでは値段に差が出ます。
専門店が作るオーダーメイドは、見積もりに明示されない事もありますが、その家具のために図面(厳密には提案図面と工場で見る製作図面の2種類)を描き、そのために材料を仕入れ、工場の工程を組むため、家具代金以外のコストも大きくかかっています。
逆に既製品は決められたデザインで量産するため、オーダーに比べて半分ぐらいのコストで済みますが、やはりいろいろな都合もあり、野暮ったいデザインになってしまう事もあります
フォーミースタジオでは既製品もオーダーメイドも取り扱いがあり、家具屋さんではあまりできない、既製品に部分的にオーダーを組み合わせるやり方も取り入れております。
そうする事で余計なコストをかけずに自由度の高い提案ができるようになっています。
コストパフォーマンスもフォーミースタジオではしっかり計画するべき事のひとつと考えます。
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発注する業者
そして四つ目は「どこで購入するか」つまりどの業者にオーダー家具を発注するか、です。
これについてはコチラの記事で詳しく書いていますので、クドくなる前に割愛したいと思います。笑
>>壁面収納・家具をオーダーできる業者のまとめ - FORMIE STUDIOブログ
今回の記事では、あらゆる業者の中でもフォーミースタジオが属する専門店・プロショップの相場感の数字をまとめていきたいと思います。
オーダー家具の相場感の考え方
それではここから実際の価格相場について数字をまとめていきたいと思います。
相場といっても、前項で書いた通り、あらゆる条件によって価格は変わってきます。
その為、一般的なサイズを軸に実際の価格相場を考察していきたいと思います。
壁面収納
まずは壁面収納の価格相場からみていきたいと思います。
注文の多いサイズに対して、素材ごと、オーダースタイルごとの価格相場をまとめてみました。
【幅2400mm x 高さ2400mm】
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既製品 |
オーダーメイド |
プリント化粧板 |
40万円前後 |
70万円前後 |
天然杢突き板 |
50万円前後 |
80万円~150万円 |
【幅3600mm x 高さ2400mm】
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既製品 |
オーダーメイド |
プリント化粧板 |
50万円前後 |
90万円~150万円 |
天然杢突き板 |
70万円前後 |
100万円~200万円 |
サイズが大きくなるほどオーダーメイドは割り高に
上記はあくまで、一般的なサイズごとの価格感です。
いろんな業者さんがありますので、一概には言えませんが、見積もりに表れな部分をどれだけ考えられるかは重要になってきます。
極端な話、既製品で組合わせできる壁面収納を、フルオーダーで作ってしまうのは、特にサイズが大きいものでは、かなりコストパフォーマンスが悪くなってしまうという事です。
既製品でも基本的には国内メーカーのものは最新の金具を使っていますし、サイズのオーダーもメーカーによっては柔軟に対応可能なのです。
既製品のメーカーごとの得手不得手を知り、既製品の工場、オーダーメイドの工場の仕組みを知っているフォーミースタジオに是非ご相談くださいませ。
インテリアはいくらぐらいのものを買うべきなのか?
製品の大体の相場を掴めたところで、では一体どれくらいの価格帯のものを購入するべきなのか、考えてみたいと思います。
そもそも、インテリアはそれ単体で成り立つものではなく、お部屋の雰囲気、他のバランスと相互に影響しあうものです。
家具の価格はあくまでも「金額」ですが、やはりそれ相応の「高級感」が出るのも事実です。
お部屋全体のデザインを考えるのであれば、比べるべき対象の価格とのバランスをとる、というのも一つの考え方だと思います。
住宅価格とのバランスを考える
例えば、住宅価格とのバランスです。
例えば、5000万円のマンションを購入するとして、その高級感、質を活かす為にはインテリアにどれぐらいお金をかけるべきなのか。
せっかくのお部屋を生かすのも殺すのもインテリア次第です。
日本ではやはり文化的に家具の機能と安さを重視しがちです。
ただ5000万円のマンションに、家具屋さんでずらーっと並べられたセール品をそろえていっても、雑誌やモデルルームで見るような質感は難しいかもしれません。もちろんセンスよくできる方もいますが。
具体的な数字でいうと、5000万円のお部屋であれば例えばリビングの壁面収納に200万円前後はかかると考えておくと近いかもしれません。
もちろん前述のように、どこにコストがかかっているかを考えるのも重要ですよ。
新築だといろいろお金もかかります。中間業者のマージンなんかで持っていかれているのは一番もったいないところです。
うまく家具を利用してお部屋全体のデザインを描けると素敵ですよね。
他の家具とのバランスを考える
次に、すでにお持ち、あるいは同時に購入される他の家具とのバランスです。
リビングの家具の中でも存在感のあるソファを例とするなら、100万円のソファをリビングに置くとして、その周りに設置する収納家具やテレビ台などにどれぐらいお金をかけるべきか、というお話です。
お部屋の価格とのバランスに同じく、100万円のソファの周りに1万円の棚、テレビ台を置くのでは安っぽいと全体的に安っぽい印象になってしまうのはあまりに勿体無い、、、
例えば30万円のソファであれば、壁面収納は60万円、100万円のソファなら200万の壁面収納という割合が見た目にも統一感やバランスのとれたものが多いという印象です。
作り上げたいお部屋の雰囲気次第でもありますがまずは完成形をイメージしながら、バランスのとれたインテリア選びをするのが重要だと思います。
とはいえ、予算には限りがある
と、ここまで価格の話をしてきましたが、予算には限りのある。
私自身も、できるだけ安く、イメージ通りのお部屋を作りたい、と思う派です。
予算に限りがあるけどイメージ通りのお部屋を作りたい、という場合はぜひやフォーミースタジオに相談してください。
ご提案の強みとして、ご希望のインテリアのデザイン、お見積もりはもちろんの事
- 無料で百以上のメーカーから家具を提案します。
- お部屋の完成イメージを無料でCGで再現します。
壁面収納 CGイメージ例
例えば、リビング用壁面収納の色味、素材で悩まれている方には以下のような色違いのパースを作成し、ご検討材料にしていただいています。
その他にも、以下のように収納棚の横幅や、付属品をつけるかどうかなどのご検討材料にCGイメージをご活用いただいています。
予算に限りがあるのであれば、ご予算に合わせてできるだけコスパの良いプランを検討したいですよね。
その為に、より多くの選択肢から選べて、且つ自分のイメージとすり合っているか確認できる、というのは大きなメリットを感じてたいただけるかと思います。
フォーミースタジオはコストパフォーマンスや、こういった事前のサポートに強みを持っていますので、熱を入れてお客さんにご提案しています。
オーダー家具の購入に迷われたら、ぜひ、相談ください。
以上、「オーダー家具の相場に関する考察」でした!最後までお読みいただきありがとうございました。